介護士(正社員)

介護士(正社員)

柳 友理恵

美大卒なんだけど、介護やってる人

——どのような仕事をしているのか、自己紹介をお願いします。

2021年の8月16日にウコウコヤオに入社し、3ヶ月半ほど働いています。

主に朝夕の送迎を対応しつつ、その日1日、ご利用者さまが安全に楽しく過ごせるようにサポートしています。体操や口腔ケア、昼食、午後のお出かけなどの時間以外は、ご利用者さまも自由に過ごしていらっしゃるので、一緒におしゃべりしたりしていますね。

ちなみに、お昼は事業所の台所で調理たものを提供するんですけど、そのご飯がすごくおいしいんです。たまにご飯が余ったときは「お昼に食べていいよ」ってなるんですけど、お昼代が浮くのでラッキーって思います(笑)
最初は「介護のご飯って薄味なんじゃないの?」と思ってたんですけど、食べてみたらおいしくて。こんなおいしいものを毎日食べられるなんて最高だな、と思いましたね。

お出かけに同行することもあります。お出かけは、事業所の周辺に行くことが多いですね。浅草寺とか、行船公園とか。
私自信がお散歩好きなこともあって、一緒にお出かけするのが好きで私の方が楽しんでますね(笑)

——ウコウコヤオに入社した経緯を教えてください。

紹介会社を経由してウコウコヤオさんを紹介してもらい、入社しました。実は母が、パートみたいな感じで介護の仕事をしていたんです。私が小学生くらいのときだったんですけど、介護ヘルパーの資格を勉強していました。
介護は自分とは関係ないことだと思っていたんですけど、「親がやっている仕事を子どもがやる、漫画だったら熱い展開になるじゃん」って思って、個人的にはゆるっとした感じで入社しました(笑)

元々は美術大学に通っていました。高校のときにいろいろあって大変で、心がめちゃくちゃなまま受験したんです。一応大学に合格したんですけど、メンタルがボロボロのままだったので1年生の終わりくらいに動けなくなっちゃって・・・
そこからは、休学や仮進級、留学などを繰り返しました。退学することも考えたのですが見切り発車で辞めてもしょうがないなと思って。結果的に大学には8年間在籍し、ギリギリのところで卒業できました。

なんとか卒業したい、ということで頭はいっぱいだったので、就活のことは何も考えていませんでした。とはいえ働かないわけにもいかないじゃないですか。なので、とりあえず自分のペースで就活をしようと思って、ハローワークに行ったんです。整骨院の受付事務やスーパーの店員など、まずは時短勤務で働けるところがないかなと探していたのですが、私自身が消極的なモードだったので全然受かりませんでしたね。
適当な就活というか・・・就活にもならないような就活をしていたんです。3ヶ月ちょっとくらい、そんな感じだったかな。ニートしながらハロワ通って、やってる感出して(笑)

自分で電話して面接の予定を組むようになって、就活っぽいことをしていたら、そのうち「正社員やってみようかな」という気持ちになったんです。
でも自分の経歴で、中途採用で、どうすんだろうと思う気持ちもあって・・・。そんなときにネットで調べていたら、最初に話した紹介会社を見つけまして。そこではニートや大学中退した人、フリーターの方の就職を支援していたんです。

そこでは、5日間の研修を受けてその後にお仕事を紹介します、という流れでした。それなら自分でもできるか、と思って登録してみることにしたんです。それで社会人の基本など教えてもらいました。大変でしたけど、5日間なんとかやり切りましたね。

研修が終わった後、早速ウコウコヤオの面接を受けることになりました。面接では、紹介会社の担当者さんに教わった、「面接の手解きとか忘れてください」や、「本音で話してください」ってことを実践しましたね。全部白状します、ってなってました(笑)そうなった時に、ウコウコヤオは正直に話せる雰囲気だったので、良い会社なんだろうなと感じたことを覚えています。

——ウコウコヤオを選んだポイントはありますか。

正直、雇ってくれるならどこでもいいよ、どこに転がり込んでもいいや、と思っていました。
これ以上、親の財産を食い潰しながら生きていけないですし、なんでもいいから自分のお給料が欲しいって思っていたんです。

あとは、ウコウコヤオの企業サイトを見たら、職員の健康を大事にしている雰囲気が感じられたのもポイントですね。病気で10年くらい治療したこともあって、「健康で働けるところ、できれば長く続けられるところ」というのを就活の軸としていたんです。なので、「気が合うじゃん、そういうことなんだよ」とシンパシーを感じていました(笑)

面接では、二次面接での代表と木村さんのお話が印象的でしたね。
お二人から、「内定出します。これから地獄が始まりますよ。」と言われたんです(笑)でも私としては、「地獄の種類が変わるだけですよね」という気持ちでした。そんなことをサラッと言うなんて変な会社だな〜と思いながら(笑)

——実際に入社してどうでしたか?

面接で「地獄が始まる」と言われていたので、理不尽なことで怒鳴られたり、事業所に嫌な人がいていびられると覚悟していました。
でもいざ入ってみると、拍子抜けするくらい先輩たちもいい人ばかりで、健全な職場でありがたいなと感じています。なんとか3ヶ月やってきたんですけど、やってみたら結構やっていけるじゃんと思いました。

介護の仕事については、最初は利用者さんとたくさんお話しした方がいいと言われて、「話か・・・」と思ってとりあえず話かけにいったんです。
そうしたら私の「適当に会話する」という何の役にも立たないスキルが、ちょっとだけ日の目を見たというか(笑)認知症の人もいるので話が成立しないなというときもあったんですけど、私のゆるい感じの会話が意外とハマった感はあります。
ご利用者さまとお話しするより、送迎のときにご利用者さまのご家族の方とコミュニケーションを取る方が緊張しますね。ご家族に荷物を渡すことを忘れてしまったりといった、しょうもないミスをしたりするので、それはなくしていきたいです。

たまたま正社員で雇ってもらったんですけど、その日の食い扶持を稼ぐために働いている感覚です。月末に溜まったお金がどんとくるだけでいいんです。高校で体調崩し始めてからの10年が、人生が前に進まなくて、どうやって生きていこうとメンタルが不安定位だったので。
今はそれに比べたら、本当に穏やかです。毎日仕事にきて、同じ時間に帰って同じ時間に寝るというのが私にとっては気楽ですね。

——最後に、応募者へメッセージをお願いします。

ウコウコヤオは働きやすいところ、というのは自信をもって言えます。
あまり覚悟を決めなくてもゆるく働けると私は思っています。役職や立場が変わったりしたらまた違ってくるのかもしれませんが・・・

健康に働きたい、生きていきたい、と思っている方はおすすめです。私自身も毎日健康に働きながら生きていけているので、ありがたいです。介護の世界には、まだまだ働き方が厳しいところもあるらしいので。
多分、デイサービスの職場としてはすごく良い雰囲気で、健康的に働けるんじゃないかな、って思います。

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