介護士(パート)

介護職員(パート)

辻 由起子

未経験から資格を取得して
働いているパートさん

——自己紹介をお願いします。

ウコウコヤオで介護士のパートとして、週4日・フルタイムで勤務しています。入社して1年ほど経ちました。基本は日暮里事業所で働いています。ほとんどありませんが、ヘルプで他の事業所に行ったりすることもあります。

仕事内容は、ご利用者さまの送り迎えや、お食事を作ったり、お風呂に入れたりと、介護の仕事全般を行っています。パートですが、社員の人と仕事内容はあまり変わらないですね。事務仕事などはありません。

私を含め、パートはフルタイムで働いている人がほとんどです。非常勤は1~2人ほどですが、全員フルタイムで働いているため、大体社員さんと同じスケジュールで働いていますね。ご利用者さまの定員は10名で、7名以上いらっしゃる場合は、スタッフ4名で対応しています。

——ウコウコヤオに入社した経緯を教えてください。

去年の11月くらいに1ヶ月の研修付きで、介護の資格を取らせてくれる制度があったんです。そのときに「初任者研修」と「実務者研修」を取りました。今いろいろな所で、そういう資格を取る制度があるんですよ。

資格を取った理由は、父が認知症じゃないかと診断されたことがきっかけでした。それで認知症や介護のことを知りたいなと思ったんですけど、どうせ調べるなら、資格も取れて研修もさせてもらえる制度を使おうかなと思ったんです。
さらにコロナの流行や自分自身の年齢のこともあって、タイミングがいろいろと重なり、流れるように介護業界に転職することになりました。

資格を取るために研修をさせていただいたところは、人員が足りていたので他の職場を探すことに。なるべく家の近場で働きたいと思って探していたところ、ウコウコヤオを発見して、人材紹介で紹介してもらいました。
ウコウコヤオ以外にも職場を検討していたのですが、分厚いパンフレットを見るのが嫌でウコウコヤオに決定しました(笑)
最初は週3勤務で考えていたんですけど、週4勤務でもいいということだったので、保険のことなども考えて週4日働かせてもらうことにしました。

他にウコウコヤオを選んだポイントは「アットホームなところ」です。
資格取得のときに行った研修先が大所帯だったのですが、大所帯の施設はコロナもあってあまり動けませんでした。ご利用者さま同士も職員とご利用者さまも、互いに密にならないようにという縛りがあって・・・
そんなこともあって「アットホームなところってどういうところかな?」と考えるようになったんです。アットホームなところで一回お世話になりたいな、とも思いました。

あとはウコウコヤオのウェブサイトの「おでかけ」を見て、いいなと思ったのもポイントですね。大所帯の施設にいたときに「4、5人でお出かけできないかな」と考えていたんです。
ウコウコヤオでは、そんな少人数のお出かけをやっているんだ、とウェブサイトを見て思いました。

実際にウコウコヤオに入ってみて「本当にアットホームだな」と感じています。大所帯の施設しか知らないご利用者さまも、いいなって思うんじゃないのかな?
他にも大所帯の施設で断られるような人でも、ウコウコヤオでは引き受けられる環境が整っていると感じています。

大所帯の施設では問題を起こすご利用者さまがいた場合、他の人に対する迷惑行動があったら帰ってもらうことが多かったんです。ですが、ウコウコヤオはそのようなご利用者さまとも、上手くやりとりされている姿を何度か見ることがありました。
他の施設だったら絶対無理だなというご利用者さまも過ごされていて、いろいろな人に対する受け皿がある環境なんだなと驚いています。そういう受け皿の広さも、アットホームな環境だからこそなのかなと思っています。

——仕事をする際に大切にしていることを教えてください。

まずは仕事に慣れることを目指して勤務しています。正直、まだ慣れていないところはありますね。何でも3年はやらないとわからないと思っているので、今はそういう気構えで仕事に向き合っています。年齢を重ねているからか、まだ働き出して3ヶ月くらいの気分です(笑)

仕事で大変だと思うのは、体力面ですね。やっぱり身体が疲れると気持ちも疲れてきますので・・・
30代までは身体の疲れによるメンタルへの影響を抑えられてきたけど、だんだんとそこを超えてくると、身体が疲れたらメンタルも同じように疲れるのを感じてきます。将来そうならないように、自分でも気をつけようと思っています。

疲れているときは、「人のせいにして楽しようとしてないか」と自分に問いかけるようにしています。身体や心が言うことを聞かなくなってきたら、コントロールできるように「待て待て」と自分に言い聞かせるようにしています。

仕事で嬉しいときは、「無事に1日が終わったとき」です。高齢者の方をお預かりしているわけですから、常にご利用者さまの健康や安全は意識しています。
何もなく平和で、日報に何を書こうかなと悩む時は嬉しいですね。「今日もみんな楽しく、1日を過ごせた」と実感できる日があると、ほっとします。

——事業所や、働く職員について教えてください。

まだ私も入社して間もないですが、私より後に入った人が2人いるので、気を引き締めて働いています。若い人もいますが、日暮里事業所はパートさんも社員さんもベテランの方が多いと思います。みなさん優しいので、困ったことがあったら、いつも頼らせてもらっています!
ウコウコヤオは小規模でアットホームなので、働きやすいですし、人間関係はとてもいいですね。

ご利用者さまにとっても、私たちのアットホームな雰囲気が気に入ってくださっているのかな、と思います。例え、1ヶ月だけの利用だとしても、その1ヶ月はご家族にとったら休息の1ヶ月だと思いますので、積極的に活用していただきたいです!

——最後に、応募者へメッセージをお願いします。

入ってみないと分からないことはたくさんあると思いますが・・・
自分の人生を振り返ったときに、自分自身のご両親や、高齢者の方に対して思い入れがあったり、何かやり残したことがあると感じている人は、とりあえずここで働いてみたらいいんじゃないかと思います。あと人と話すことが好きな人にも合っていますね。お年寄りが好きだな、という人にも興味をもってもらえたら嬉しいです。

あ、もし働くときは、何かしらの一芸があるといいですよ!(笑)私の経験談なんですけど、もっと一芸を身につけておけばよかったなと思ったことがありまして(笑)
歌とか楽器とか、絵が上手いですとか、なんでもいいんですよ。得意なものを何か1つでも持っていたら、強みになると思います。
それこそ、ちょっと体操ができるとか、マッサージの知識があるとかって、この仕事ではすごく役立つと思いますね。

年齢を重ねている方でもウェルカムです!意外に思われるかもしれませんが、介護は年齢を重ねてもできる業界だと私は思います。もちろん限界はあると思いますが、個人的には50代までは全然いけると感じています!

他の業界から介護業界への転職も、実際にやってみるとすんなり働けるようになると思います。向き不向きはあるかもしれませんが、それはどのような職業でも同じですしね。
介護業界もコミュニケーションが求められるので、人と話すのがあまり得意でない、人を楽しませることに興味がない、人と触れ合うのが嫌い、といったタイプの人はしんどく感じるかもしれません。介護で最初に身につける必要があるスキルは、コミュニケーションといっても過言ではないです。

それこそ、保育士さんは向いていると思いますよ。仕事内容も求められるスキルも、介護士と保育士で似ている部分があると思うんです。介護の場合、お子さんみたいにご利用者さまは走り回らないから、体力的には意外とやっていけるかもしれませんね。保育士さんであれば歌も知ってるし、スキルもあるし、すぐに介護にいかせると思います。

向き不向きの話をしましたが、まずはやってみる、ということが大切ですね!でないと、自分に向いてるのかどうかもわかりませんからね。

TOP
TOP