訪問看護師(正社員)

訪問看護師/管理者

伊藤 正恵

子育てしながら働くママさん看護師

——まずは、自己紹介をお願いします。

訪問看護ステーション おにぎりの管理者を務めています。
入社して1ヶ月くらいになります。施設自体が9月20日にプレオープンし、10月2日にオープンする予定なので、現在は準備やケアマネージャーさんへの営業などを行っています。
メンバーは私含め3名所属する予定です。

——入社理由を教えてください。

訪問看護の仕事を仙台でやっていたのですが、仕事も私生活も環境を変えて上京してみるのもいいかなと思いまして。思いつきで東京にきたところは少しあります。

ウコウコヤオの求人は偶然見つけました。条件も他の会社に比べていいですし、オープニングスタッフとしてどうかとお話をいただいたので、新しいことに挑戦してみようと思い入社を決めました。

前職は専門的な領域の患者さまを担当していたり、利用数が多いことでかなりバタバタしながら日々の業務を回していたので、もう少し余裕を持って患者さまと向き合いたいと思っていたので、地域に密着した訪問看護というのも惹かれましたね。

また、現在3人の子どもを子育て中ということもあり、私生活にも時間を当てたいと考えていました。
面接でお話を聞き、ウコウコヤオの働き方なら仕事と私生活のバランスがとれるのではないかと感じたのも決め手です。

管理職は役職としての経験はなかったのですが、前職やこれまでの経験で管理職に近い業務を対応していたこともあるので、自分の経験をいかせるのではないかと思っています。

——仕事内容について教えてください。

まだこれからプレオープン、オープンが待っているので、今はいろいろと準備をしている段階です。
管理者としての業務も現在研修を受けていて、今後勉強しながらスキルを身につけていければと思っています。

訪問看護ステーション おにぎりでは、「足の爪のケアからはじめませんか?」というアプローチをしています。
実は高齢者の方の足の爪のケアって難しいんです。高齢者になると、肥厚爪といって、爪が分厚くなる症状が見られます。これをきちんとケアしないと、爪が割れやすくなったり、剥がれやすくなり、歩行に支障が出る恐れがあります。
他にも変形してしまって爪が切れないとか、ご家族の方がやろうとすると嫌がられてしまったりとか。

私たちがケアを行うことで、少しでも健康な状態をキープしていただきたいですね。
足の爪だけなんて・・・と思われるかもしれませんが、気軽に利用していただきたいなと思っています。

——一般的な訪問看護の仕事はどのようなことをやるのでしょうか?

患者さまの疾患にもよりますが、まずは体温測定や触診などで状態観察を行い、その結果によってケアの内容を変えます。
褥瘡の処理や排泄処理、投薬、足のむくみケアのマッサージなど、患者さまによって必要なケアは異なるので、日々やることも違ってきますね。

訪問看護を利用する方は、ケアマネージャーさんからご依頼があったり、医療機関との連携でご利用されることが多いです。ご家族から直接事務所へ連絡が来る場合もありますね。
高齢者の方が多いですが、事故や病気で自宅で過ごされている場合は若い方の利用もありますね。

——仕事で大切にしていることを教えてください。

あまり自分からガツガツいかないようには気をつけています。患者さんやご家族にとって話しやすい、気軽に相談しやすい雰囲気が大切だと思うんです。
自分から話しづらい方もいらっしゃると思うので、そういう時はなるべく私からお声かけをしたり。適切なケアをすることはもちろん、気配りなども忘れないようにしています。

患者さま、ご家族にとって心地よい距離感をつくれると、徐々に打ち解けてくれていろいろな話をしてくださいます。何気ない会話から、患者さまのケアやご家族へのサポートにつながることもあるので、会話やコミュニケーションは結構重要ですね。
時にははっきりと言わなくてはいけないこともありますので、そういう時は気持ちを切り替えて情報を伝えるようにしています。

気配りという意味では、ご自宅へ伺うので、振る舞いや行動で気を付けている部分もありますね。
基本的には事務所で用意したものを使用しますが、どうしてもご自宅にあるものをお借りする場合もありまして、そういった時は失礼のないようにお願いするようにしています。

——病院などの施設と訪問看護の違いはどのようなところにありますか?

環境が違うので細かくあげればキリがないと思いますが、ご自宅へ訪問するということで、ルールややり方が変わるところはありますよね。

先ほどお話ししたように、ご自宅へ伺うなりの振る舞いや行動が求められますし、物品の確認などはマストになります。
病院内であればなかった時にすぐに取りに行けますが、訪問だとそれはできないので、先々の見通しが難しいところはありますね。

そこは日々勉強だと思いながら試行錯誤を繰り返していました。

——オープンに向けた準備についてどのようなことをしていますか?

現在は、ケアマネージャーさんへ営業を行ったり、今後の業務で必要な書類作成について研修を受けています。
そのほかは物品の整理などですね。必要なものは大体揃ってきたので、それらを片付けたり整理しています。

この前はデイサービスの事業所へ伺った際に、訪問看護ステーションを利用するかもしれないご利用者さまにお会いしました。

——どんな人が訪問看護の仕事に向いていますか?

病院などの施設とは違って、日に対応する患者さまは比較的少なため、患者さんと一人ひとりと向き合える仕事だと思います。

一人ひとりと向き合える仕事ということは、専門的な知識やスキルだけでなく、人間性も求められると私は感じています。
患者さま、ご家族、スタッフ、すべてにおいて人を思いやる気持ち、ホスピタリティの部分が大切だと思います。

——子育てするお母さんとして、ウコウコヤオの訪問看護ステーションで働くメリットはありますか?

まず、ウコウコヤオはオンコールがないので、待機する必要がないのはいいですね。訪問看護でもオンコールがある会社さんもありますので。

勤務時間も日中なので、お子さんがまだ小さい人にはありがたいと思います。しっかり働きたいけれど夜勤があって働けないと困っているママさん看護師は多い気がします。

——最後に、応募者へメッセージをお願いします。

訪問看護の仕事は、病院などの施設と勝手が異なる部分も多いので、とりあえずやってみよう、という気持ちで働けるといいと思います。

ひとりで黙々とやる仕事というよりは、患者さまやご家族、スタッフなど、いろいろな人とコミュニケーションを取ることが多いので、スキル以上に気遣いや周りを見る力が求められる仕事です。

訪問看護ステーション おにぎりは、10月に本格始動するため、まだまだ手探りの部分は多いですが、スタッフ間でも情報共有や連携が取れるような関係性が作れたらと思っています。

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